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ザンギと唐揚げの違いを徹底解説!北海道名物のザンギの魅力

ザンギ

ザンギとは?

ザンギの歴史と由来

ザンギは、北海道を中心に広まった唐揚げの一種で、その歴史は昭和初期にさかのぼります。北海道に多く住むアイヌ民族の言葉で「骨なしの肉」を意味する「ザンギ」という言葉が名前の由来とされています。もともとは、漁業が盛んな北海道で魚の骨なしの身を揚げた料理として発祥したと言われており、現在では鶏肉を使用したものが主流となっています。

ザンギはアイヌ語?

ザンギはアイヌ語ではありません。
中国料理の鶏の唐揚げ「炸鶏(ザーチー/ザーギー)」に運が付くようにと、文字の間に「ン」を加えて「ザ『ン』ギ」と呼ばれるようになったという説があるようです。
参考:ザンギ 北海道 | うちの郷土料理:農林水産省

ザンギと唐揚げの違い

ザンギと唐揚げの大きな違いは、味付けにあります。ザンギは、醤油や味噌をベースにした味付けが特徴で、唐揚げよりも味が濃いめです。また、鶏肉に醤油ベースの甘辛いたれにつけて下味をつけてから衣をつけて揚げるのが一般的です。

おいしいザンギの作り方

ザンギレシピの基本

おいしいザンギを作るためには、まずは鶏肉を適切な大きさに切り分け、余分な水分をよくふき取ります。次に、衣を作るために、小麦粉や片栗粉、塩、こしょうなどを混ぜ合わせます。鶏肉にこの衣をしっかりとまぶし、180℃程度の油でカリッと揚げます。

カリカリに仕上げるコツ

ザンギをカリカリに仕上げるためには、衣に片栗粉を加えることがポイントです。また、揚げ油の温度も重要で、180℃程度に保つことで、外側はカリッと、中はジューシーな仕上がりになります。

ザンギのアレンジレシピ

ザンギのタレのアレンジ

ザンギはそのままでも美味しいですが、タレを使ってアレンジすることで、さらに味わい深い一品になります。例えば、甘辛いタレや、酸味のある柚子胡椒タレ、クリーミーなマヨネーズタレなど、好みに合わせたタレで楽しんでみてください。

釧路ザンギのレシピ

釧路ザンギ
北海道釧路市で人気の「釧路ザンギ」は、「ザンタレ」と呼ばれ、鶏肉に味噌や醤油、にんにく、生姜などを使った特製のタレを漬け込んでから揚げることで、独特の味わいを楽しめる一品です。地元で愛される味をぜひ自宅でも試してみてください。

まとめ

本記事では、ザンギの歴史や由来、唐揚げとの違い、おいしいザンギの作り方、アレンジレシピなどを紹介しました。ザンギは、北海道を代表する料理であり、独特の味付けや調理法が特徴です。また、さまざまなアレンジが可能で、家庭で手軽に楽しめることも魅力の一つです。

これからも、ザンギをはじめとする地域の味を大切にし、新しいアレンジや調理法を試してみることで、料理の幅を広げていきましょう。家族や友人と一緒に、おいしいザンギを作って楽しんでください。

投稿者プロフィール

株式会社FF工房 sole tokachi
株式会社FF工房 sole tokachi
株式会社FF工房 sole tokachi(ソーレ・トカチ)
FarmerとFishermanが肩を組み、自らが育む1次産品の美味しさを多くの方に伝えていきたい。
そんな思いを込めたFF工房を、浦幌の若手農家が漁師等地域の方々に協力いただきながら設立。
十勝浦幌発農業生産者によるD2Cブランドsole tokachi。
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